【学ぶ書評】他人と競った時点で負け。自分だけの競技を創れ。

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西野亮廣氏著:革命のファンファーレより)

 

キングコング西野氏の絵本『えんとつ町のプぺル』は「5000部売れればヒット」と言われる絵本業界において30万部以上売れている大ヒット作品だ。

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そしてこの大ヒット、西野さんいわく“すべて計算済みだった”というから驚きである。

 

よほど絵に自信があったのか?はたまたとんでもないストーリーを思いついたのか?

 

いいや、どちらも不正解だ。

 

西野氏は“絵本の作り方”そのものを変えたのだ。

 

絵本というのは作家が1人で完成させるのが常。

そこに西野氏の思考が引っかかった。

 

「人を書く、背景を書く、色を塗るなどそれぞれのセクションを得意な人が分担したほうが良いものが出来るのに。。。」

 

調べてみると絵本業界のこんな現状が浮かび上がってきた。

 

 『絵本業界は市場が小さく、大きな売り上げが見込めない。すなわちスタッフに払うお金が確保出来ず、作家は1人で絵本を作らざるを得ない』

 

 

なるほど。

 

【だったらお金さえ集めれば絵本の分業制は可能なわけだ。】

 

西野氏の思考が加速する。

 

他のどの作家もやっていない分業制という“自分だけの競技”が頭の中でどんどん構築されていった。

 

さて、この「市場が小さく、大きな売り上げが見込めないと言っているのにお金を集めれば可能」という一見矛盾したように見える理論。

 

西野氏はいったいどんな方法で解決しようとしているのか?

 

あなたは紐解くことが出来ますか?

 

(タコブス屋.com的解説)

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とまぁ、こんな感じの内容で革命のファンファーレは始まっていきます。

これがまだ序章の序章なんだから恐ろしい。

この段階で読者はそうとう引き込まれると思います!

 

冒頭の画像内にも書きましたが、通常ビジネス界では競合の多いレッドオーシャンを避けて、競合の少ないブルーオーシャンを狙えと言われますが西野さんの発想はそれをも超えて「海ごと作る」という感覚に近いですよね。

 

もちろん海を作るとなれば大仕事ですが、西野さんには確実に作れる算段があるようです。

 

以上、今日の学ぶ書評

【他人と競った時点で負け。自分だけの競技を創れ。】

でした。

 

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革命のファンファーレ 現代のお金と広告 [ 西野亮廣 ]