皆さま突然ですが【帝王切開】の語源ってご存じでしょうか?
出産にはおよそ関係のなさそうな“帝王”なんて言葉がついています。
実は以前知り合いと占いの話をしている時にこの話題になったんです。
始まりは僕の
「占いって当たるんですかね?」
という一言。
“バーナム効果”ってやつもあるぐらいですからねー。
どうなんだろう?みたいな話をしている時にその知り合いが話を始めました。
概要はこうです。
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占いって生年月日を使ったやつって多いですよね?
逆説的に言うと“生まれた日”でその子の人生が決まるということです。
つまり!
【お腹を切開して赤ちゃんを取り出す】という行為はその子の人生を切開した人が決めるというまるで神のような人間以上の力を持つ行為なわけです。
なのでその昔、この行為は帝王のような強大な力を持った極々一部の人間にしか許されていなかったので【帝王切開】と呼ばれるようになったんだそう。
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もう僕はこの話を聞いて
「えぇーー!!そういうことだったの!?スゲー!!( ゚Д゚)」
と感動しまくりました!
腑に落ちるとはまさにこのことです。
そして興奮冷めやらぬまま帰宅後改めて帝王切開について調べてみると、どうやら4つほど説があるみたいだったんです。
順に見ていきましょう。
①
帝王切開を表すドイツ語「Kaiserschnitt」(カイザー・シュニット)を翻訳する時に「Kaiser/帝王」と「Schnitt/切開」という2つの言葉に分けて翻訳してしまったため。
②
帝王切開を表すラテン語「セクティオ・カエサレア(sectio caesarea)」のセクティオは切開という意味で、カエサレアにも切ると言う意味があるのですが、このカエサレア(caesarea)をドイツ語に翻訳する時にカエサル(caesar)と誤訳してしまったため。
カエサルとはローマ皇帝ガイウス・ユリウス・カエサルのこと。ちなみに英語読みではジュリアス・シーザー。(この後出てくるのでこの英語読みも覚えておいてください)
③
これは誤りの可能性が高いらしいのですが、②でも出てきたローマ皇帝カエサルが子宮切開(帝王切開)により生まれたため。
④
帝王切開は子宮をハサミで切るという意味があり、ハサミ(シザー)がローマ皇帝ジュリアス・シーザーと間違えられ日本語に翻訳されたため。
(参考サイト:http://pando.club/post-1161)
なーるほどねー、いろいろな説があるんですねーって・・・
「生まれる子供の人生を決めてしまう行為だから説」
はどこいったんじゃーーーっい!!(゚Д゚)ノ
帝王の出番なし!
深ーく検索していくとこの説もちょろっと出てきたりするんですがね、
どうやら間違いみたいです!(;・∀・)
でも僕はこの説が1番しっくりくるんですよね♪
なんかこう“ロマン”があるじゃないですか?(←女性に呆れられるやつです 笑)
以上、感動した話が間違っていたという謎のサプライズを受けたタコブス屋.comでした!