こんにちは!
タコブス屋.comです!ψ(`∇´)ψ
発売日からおよそ1ヶ月。
待ちに待ったキンコン西野氏の絵本最新作『チックタック 〜約束の時計台〜』のサイン&シリアルナンバー入りバージョンがついに届いたのでテンション高めで本日のブログスタートです!
ホワチャー!٩( ᐛ )و
いやー、待ちましたよ!
ツイッターやブログを見るたびに
「チックタックおもしろいー♪」
「感動して泣いた!」
「子供が毎日見てます!」
という皆さんの書き込みを目にし、ウズウズすること1ヶ月!
ついに届いたこちら!
『チックタック 〜約束の時計台〜』!
報われない11時台を乗り越えてついに時計の針が重なりました。鐘がゴーンです!
振り返るとこの1ヶ月、色々なことがありました。
「仕事辞めます!」と社長に話をしたり(実話)、バイクで走っていたらスズメが僕の腹に突っ込んできたり(実話)、所有しているバイクとクルマの車検+タイヤ交換+税金の支払いが重なりまくったり(これもやっぱり実話)、スマホのフェイスIDが突然反応しなくなったり(僕の顔を顔と認識しなくなったようです。なんで?)、などなど、11時台ってのは色々あるもんです。
しかーし!!!
これを見ればそんな話題はどこ吹く風。
私は幸せの境地にたどり着けるのです!
直筆サイン&シリアルナンバー!!
しかもこれ↓を見てください!
若干ですが「3」を書き損じているーーー!!!(//∇//)
明らかに3の上の部分をグリグリっと修正したような形跡があります。
その証拠にこれをご覧なさい。
グリグリっとやったもんだからその部分だけ濃くなって、裏ににじんできているのです!!
通常であれば一発でサラサラっと書き流されているはずの部分に修正が加えられている、つまり通常よりも余分に時間がかけられている。
ということは!
時間を奪われることを誰よりも嫌う西野氏の"貴重な時間"が通常よりも多く費やされた付加価値のあるサインなのです!!
どーん!!
・・・
はい。
茶番はこのあたりまでにしまして、「感想書くんじゃねーのかよ!」とつっこまれる前にチックタックの感想を書きたいと思います。
今回チックタックにはこんな謳い文句がつけられていました。
にしのあきひろ作品史上、
もっとも残酷で、
もっとも美しい物語。
でね、
もちろんストーリーがそうなっているんだけれども、今回僕は『絵』に感動しちゃったんですよ。
西野さんの絵本は皆さんご存じの通り、ストーリーだけでなく絵にもめちゃくちゃこだわって作られているわけなんですが、これまでの絵本では僕はあんまり絵には関心がいかなかったんです。
絵よりもストーリーに意識が行っていた感じ。
しかしチックタックではその逆でストーリーよりも絵に圧倒されました。
例えばこれ!
思わず「眩しっ!」と目を細めてしまうぐらい光が輝いて見えませんか?
それとかこれ!
このページがホントに燃えてるんじゃないかと思うぐらい炎の熱さが伝わってきませんか??
こんな感じで絵のインパクトがめちゃくちゃ強かったんです。
謳い文句に出てきていた、にしのあきひろ作品史上もっとも「残酷」・もっとも「美しい」という部分は見事なまでに絵でも表現されているんだなぁと感じました。
たぶん写真だと伝わりきらないと思うので是非実際に見て頂きたいなと思います(^^)
そしてもう1つの注目ポイントが
『太鼓島のヤクの木』!
ネタバレになっちゃうので詳しい話は伏せますが、まぁそういうのがちょろっと出てくるんです。
そしてたぶん僕を含め一部の人は
「おぉ!ここで出てくるのか!!(°▽°)」
とテンションが上がったはずです。
西野さんの絵本は単体で完結ではなくて、それぞれに繋がりがあるのは皆さんご存じだと思います。
今回も「本屋のポンチョ(前作のキャラクター)」が出てきてましたしね(^^)
で、かなり昔なんですが西野さんのオンラインサロン内で(これまた詳しい話は伏せますが)、西野さんが考えている絵本全体の物語の話題になった際に「太鼓島」について実はすでに言及されていたので、おそらく今回チックタックでチラッと出てきたのは今後の物語への布石になっているんじゃないかと思うわけです!!
しかもあのページ、「呪われた島」だの「そこにしか生えてない」だのけっこう意味深じゃなかったです?(まだ読んでない方は今すぐ書店へGO!)
「ヤクの木」がいったい何を意味しているんだろう?
なんかもうチックタックの物語じゃなくて、そっちの方が気になっちゃいました(笑)
まぁ、そんな感じでチックタックの感想をまとめますと
「圧巻の画力と西野氏が思い描く壮大な物語の布石が垣間見える"単なる絵本"では終わらないスケールの作品でした!みんなも読んでみてね!」
です!
以上、タコブス屋.comでした!